17年

今日はお仕事でいろんなことがありまして、非常に濃い濃い一日でしたが

やっぱり今日という日は、17年前の阪神大震災に心を寄せたい日です。
あの日姉妹で暮らしていて亡くなった友人の妹さんは、子育てをしながらピアノをまた少しずつ教えていま~すと、
笑顔いっぱいの年賀状を今年もくれました。
よかったねぇ、と単純に喜んでいた私でしたが、今朝のテレビで、何年経ってもやっぱりあの時、なぜ助けられなかったのか、
助けられなかったにしても、すぐに様子を見に行かず自分のことを最優先したことを悔やんで悔やんで
時間も経過する中で、結婚をしたり子どもに恵まれたり、幸せを手に入れれば入れるほど、私だけいいのだろうかと
やっぱりことあるごとにぐっと心を引き戻されてしまっていた、というような話をされている様子を目にしました。
会社に行く時間が迫っていたのでテレビを消したため、そこからどうされたのか、どう考えられたのか、乗り越えられたのか、やっぱりまだ心の葛藤に苦しんで、なのかは解りませんが
年賀状を眺めては、よかったねぇ、なんて解ったような、一緒に喜んであげていたような気になっていた自分を恥ずかしく思いました。
あぁ、一体どれだけなぜ、なぜ、と繰り返しただろうかと。周りを心配させないために、何度笑顔を作ってきたのだろうかと。
この笑顔にたどり着くまでに、いやたどり着いた今も、やっぱり抱え続ける何かと向き合う瞬間があるのだろうと。
どうやったって、解るわけはないんです。
今、日本には地震による大きな傷を受けた人がたくさんたくさんいらっしゃいます。
心を寄せるって、なんか抽象的過ぎかもしれませんが、でもその言葉ならばちょっとですけどしっくりくるように思うのですが、どうでしょうか。
まずは、そっと心を寄せて彼女を思い出しています。
妹さんに心を寄せて、辛かったね、えらかったね、よくがんばってきたね、と心で話しかけてみます。
もちろん、妹さんにはきこえはしません。
でも、ごいちゃんは聴いてくれているんでしょうね。
ありがと♪

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