導かれ・・・・

カタログの表紙の最終決定は、社長。

もちろん、そこまでにいくつも案を出してもらい、みなでああでもないこうでもないと好き好きに口にしますが
今回の表紙を決める際に、迷いに迷って決めた色があったのですが
他の話題の時に、ふと社長が
「やっぱり、表紙他の色ないですかねぇ。もっとね、なんかこれもね、いいんですけど、ちょっと暗いというか重いというか・・・・・」
ということで、急遽いくつか案を出してもらっても、違う違うこんなんじゃなくて・・・・というので、
色チップから 「こういう感じのところのことを思っておられるんじゃないですか?」
と示した色で試作してもらい
ギリギリ最終日に決定!という経緯がありました。
そして、13日からいよいよカタログ発送を!あとは私が添える手紙さえ書き上げれば・・・・
という時に起こった、あの大震災。
カタログはしばらく見合させていただいておりました。
送っていいものなのか、もう少し待つべきなのか、でも年度替りで必要な方もおられるはず。
せっかくの総合カタログ、早くお届けしたいのはやまやまですが、でもこんな時に。。。。
毎日カタログを眺めていて、ふと気がついたんです。
どういう導きか不思議なんですけど
今回の表紙は今まさに芽吹いて、天に向かって伸びていく樹木なのです。
そして、急遽社長の一声で変更になった色は、やさしくあたたかい、クリーム色。
これから!を思い描けるような、細いけれど力強い、生命力のある表紙なのです。
そして、私が書き添える手紙も、実はなかなか書けないでいて苦労していたのですが
まさに、あの日の帰り道、新幹線の中で一気に書き上げました。
今思えば、そういう風に何かが誰かが導いてくださったとしか思えません。
最初に決めた色のままだと、やはり送ることをもっともっとためらっていたかもしれません。
今は、これを送ることで、元気を出してもらえるかも、というちょっぴり自信のようなものさえあります。
まずは、西日本の皆さんに、送らせて頂きました。
どうぞカタログと共に、リフィンの想いを、受けとめてやってくださいませ。。。。。。

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