本当?

キャンプから帰ってきた娘から、いろんな体験談を聞かせてもらいました。

「お休みの人はいなくて、みんな揃ったの?」
「ううん、○○ちゃんに、××君に、・・・・」
でるわでるわ。
「塾の合宿とかあるんだって、結構大変なんだってさ。」
「え~、本当!!」
中三や高三の夏休みでもない、ただの小学四年生の学校行事のキャンプに参加せず、塾のほうを取るの????
びっくりでした。
そりゃあ、バレリーナの森下洋子さんだったか、練習を一日でも休めないから修学旅行にも行けなかった、というような話を読んだことはありますし、
それぞれの事情はあるでしょうけど・・・・
その二日間、たとえ10時間クラスの子より勉強したからといってどうなんでしょう。
クラスの子や先生とテントを張ったり、飯盒炊爨をしたり、夜遅くまでおしゃべりしたり・・・・。
飯盒炊爨は娘の班はうまくいったそうですが、べたべたになってしまった班もあったらしく、
「ポン酢をつけながら食べてたんよ、かわいそー。シチューもね、普通はトロ~ってなるじゃん、それがね、ボテッボテッていう感じになった班があってね、すっごいまずいー、ってようたんよ。」
なんて、こんな話もその時にしかできない貴重な貴重な体験じゃないですか。
家族旅行とはまた違った、友達や先生との団体旅行にはやっぱりある程度の我慢や協調性が必要です。
宿泊施設だって快適なところばかりではありません。
私自身、もちろん豪華できれいで快適なところに泊まりたいですけれど、今思えば中学生のときに行ったキャンプでの山の家。
先輩から「トイレをネ、ハエがゆっくり歩いてるようなところよ。」
と教えられていたとおり、年代もののすごいところでしたけど、それだけにとてもよく覚えていますし、楽しかった~!と懐かしく思い返せます。
休んだのか、休まされたのか、の友達はクーラーの中で何を思っていたのでしょうね。
案外今の子は行かせてもらえなかった、なんて思わないで、普通のこととして受け止めていたりするのでしょうか。

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