三十三回忌
私の母の三十三回忌
こういう時期でもありますので、私たち姉妹家族と母の弟夫婦だけでこじんまりと、他県居住者はPCR検査陰性の免罪符を持参で集まりました。
私からみたら甥、母にとっては初孫と婿の二人揃っての読経。その姿に感無量。
突然の母の死、まさかの姉の死から、甥っ子も義兄も、ここまでよく辿りついてくれて、繋いでくれて、ありがとうしかないです。
母が唯一抱くことのできた孫である甥っ子のお経をあげる横顔は、私の父にも似てるよなぁとか、声はやっぱり親子で似ているものだなぁとか、
この本堂で従妹たちみんなでよく遊んだものだなぁとか、そういえば妙鉢をうまく鳴らせるんだろうか、とか余計な心配をしたりして
いつもならとても長く感じるお経も、そんなこんなを思っているうちに終わっちゃいました。
とにかくみんな、なんだか嬉しそうで、嬉しそうで
近況報告をしたり、昔話に花が咲いたり、老若男女が交わりあって、法要ってそういうことだよなぁ、こういう時間なんだよなぁ、って。
食事もひと段落したら、子どもたちは(と言ってもみんな成人になっちゃいました)麻雀を始めましてね
仏壇の前で^^;初心者には指導しながら従妹同士男子5人が代わる代わる楽しんだり、紅一点のうちのお嬢さんは、私たち姉妹と女子組でおしゃべりしたり。
かぁさんは、一瞬ビックリしたかもしれませんが、教えてもらいながら仲良く雀卓を囲んでいる様子を、きっと嬉しく眺めていただろうな、って思います。
母の85歳になる弟の叔父が、「みんなおおきゅうなって、誰もチョロチョロもうせんのんじゃのぉ」って感慨深げに言っては、叔母に「まぁお父さん、そりゃそうよ~」って
笑ながらたしなめられていましたが、叔父と叔母には1分1秒でも長く元気でいてもらって、せめて誰か一人でも結婚して、新しい家庭を持つところまで
父と母の代わりに、ちゃんと見てもらって、土産話に持って行ってもらいたいなぁ、って切に思う今日この頃。
かぁさん、しっかり見守ってくれてたおかげで、みんなここまでちゃんと歩いてこれたよ。これからもみんなをよろしくね。
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