表紙

新しいカタログが、とあるメーカーさんから届きました。

表から裏表紙まで続くとても美しい表紙です。とても有名な絵画です。へ~使えるんだ!?と驚いたくらい有名な絵画です。

飾っておきたくなる、なんか捨てるのはもったいない、そんな気持ちになります。

というところでは、とてもカタログとして大事な役目を果たしている表紙です。

ただ、なんのカタログなのかさっぱり解りません。

解らないから、開けてみる、という行動に移させるにはアリな手法です。

でも、欲しいと探す時にすぐ見つけて手に取ってもらえるかというと、これまた難しいでしょう。

表紙は本当に難しい。最後の最後までいつも悩み、迷い、印刷後もこれでよかったのかどうなのか、判断してくださるのはお客様なので、結局評価は曖昧だったり解らずじまい。

自己満足の世界、それぞれの好みじゃん、といってしまえばそうなんです。

そして、捨てるのはもったいない、と思ったけど数部残して申し訳ないですけど処分しました。(あ、資源回収へとね)だってそんなに大量に要らないんですもの。

作り手の気持ちも、送り手の気持ちも、痛いほどよく解りますが、大量に作って大量に送りつけるのは、ね・・・・。時代が、ね。

でも自分たちもいってみれば送りつけている側です。不要な人にとってはゴミなんです。そんなひとつひとつを、しっかり吟味して我が身を振り返りつつ、時代を見据えつつ

自分たちのやり方を、模索しながら、少しずつ変化させながら、それでも前進するのみなのです。

 

 

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