また来たよ

父が亡くなって7年。あっという間の7年。

法事は先月行っていたので、お墓参りにだけ行ってみたら、まぁ見事なドングリ広場になっていて^^;

リスを2匹ほど連れてきて離してやったら、どんなに狂喜乱舞することか、と頬を膨らませたリスを想像しながら黙々とひたすら一粒一粒つまんではゴミ袋へ。

ほうきで掃くと、草が生えにくい(らしい)特殊な砂利(本当に?)も一緒になってしまうので、つまむしかない、という本当に地道な2時間。

昔ののどかな時代には、園児たちがドングリを拾いに来てくれていたので自然回収されてましたが、今はね、お墓で遊ばせて、何かあっちゃいけませんから^^;

冬のお墓の氷集めとかサイコーに楽しい遊びだったんですけどね~。

先生「のの様にご挨拶ちゃんとするのよ」
園児「こおり、とらせてくださ~い。おじゃましま~す」

とお墓に向かってペコッとご挨拶してとか、細いブロックの上を上手に歩くとか、そういう一連ってある意味よい生きた教育の現場ともいえたと思うんですけどね~

ドングリを拾いながら、そんなことを父や母と無意識に会話をしている自分。

桜の葉を掃き集めながらおばあちゃん、この桜何十年も大変だったよねぇ、って労をねぎらっている自分。

花を立てながら姉に向かって甥っ子たちや子ども達のことを報告している自分。

立派なお経を聞いている時よりも、お墓参りしている時の方が、実はいっぱい会話をしているような気がします。そして、帰る時必ず無意識に出てくる言葉

「また来るね」

12月2日夕方姉と二人で「また来るね」と言った最期の言葉。ちゃんと目を見て頷いてくれた父。

また、は来なかったけれどお墓参りに行けば、やっぱりまた会えている気がします。






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