おばちゃんの観察

病院の待合室にて・・・・・

2歳にならないくらいの女の子。カタコトのお喋りがとても可愛らしく、お母さんも一生懸命本を読んでやったり、会話をしたり。

その人気の病院は小児科ではないので、基本40オーバーより上の方が大多数。

スマホばかりつつくわけではなく、お菓子でつるわけではなく、エライなぁ、と思えるところもいっぱいなんですけど、

でもね、正直いうとね、可愛いんだけどね、長時間待ちなのでね、ちょっとね、うるさいの^^;

そうしていたら小2筆頭の三人兄弟と1歳になるかならないかの女の子合計4人のお子様登場!!

予想としたら、誰かがうるさくなるとか、ちょっと走っちゃって注意される、ってパターンじゃないですか。そうしたらですね。めっちゃ静か。

でですね、よくよく観察するとですね、三兄弟+妹のお母さんは、無声音、いわゆるコソコソと音のない息の声で子どもに話をしているわけです。

前出のおかぁさんは、確かに声は落としているけれど有声音。だから子どももずっと有声音。

後出の三兄弟はみんなちゃんとコソコソ声でしゃべっているから、声が響かず気にならないんです。

そうか~やっぱり親の態度というか手本というか、そこに出ちゃうよな~、とおばちゃん、余計な観察をしては、1人納得をしていたんですけど

おかぁさんの表情をですね、これまた観察していると

前出のおかぁさんは、有声音でずっとしゃべり続けるくらいですから^^;、ま、小さなことは気にしない、おおらかといえばおおらかで、表情もにこやか、勿論子どももおおらか

診察室に嬉しそうに入ったかと思うと、元気な鳴き声響きまくり~!

後出のおかぁさんは、いいこと、おりこうにしていなさいよ!って感じ満載で、決して怖い顔してはいないんですけど、見張っている感のある厳しめの表情。

いやね、きっとどちらのおかぁさんも無意識なんですよ。どっちがいいとか悪いとか、ではないんですよ。それぞれに頑張っているんです。

ただ結果、子どもにとってはどちらがいいんだろう?世の中に適応しやすい方が楽に生きていけるときもあるけど、おおらかさや奔放さが必要なときもあるよね、とか

自分はどうだったんだろう??とか、おばちゃん我が身を改めて振り返ってみたりしたわけです。

子育ての最中は、私はこういう教育方針でいくの!!みたいな確固たるものを事前に持って臨むなんてことは難しく、

やっぱり見よう見まねだったり、その時その時必死で、深く考えて冷静に、なんてなかなか出来ないものですからね

結局自分がしてきてもらったように、無意識に自分もしてきたんだと思うんですけどね。

おばちゃん一人で待ち時間も暇だったもので、対照的な二組の親子に、我が身をあれこれ振り返っておりました。

いや~、おばちゃんになると過去の自分の反省を含め、アレコレ口出したくなるんですね~^^;

旦那さんに話すと、そんなよその子のこと、ど~でもええじゃん、って感じの反応でした。男の人はそんなもんなんでしょうね。

おもしろいものです。


コメント

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業