通学途中

通学途中にはいろんな誘惑や危険がありますよね。

私が小学生だったころ、お友達のお家に寄ったり、途中の郵便局でお水飲ませてもらったり、寒い日には呉服屋さんであたたまったことも
笛を吹きながら帰ったり、残した給食パンを犬にやったり、電信柱までね、なんて荷物もちごっこをしたり。
今そんな報告をもしも子どもから受けたら、きっと私はそんなことを通学途中にしちゃだめよ、なんて言うのだと思います。
パンを食べさせられたイヌはどうなるのか、違う道を通ってなにかあったらどうするのかとか、いろんな正論を並べて納得させようとするのだと思います。
自分は散々してきたのにね。
意地悪する子がいたら遠回りをしたり、やな男の子達に立ち向かったり、先回りして驚かせたり、驚かされたり、そんなこともありました。
いろんなことを経験することで、体得することっていっぱいあって、必ずしも正しいことばかりすることが正解とはいえないことも、たくさんあります。
我が家の末っ子ちゃんはスクールバスですが、駅からは徒歩。
同じ方向に帰るちょっと有名な?!高学年の子がいるのですが、このお兄ちゃんにかなりいろいろいじくり回されているようです^^;
子ども同士のことだし、いろんなことを味わったり、体験したりしないといけない時期だとも思うので、あまり口出しはしないでおこうと思うものの
我が子可愛さもあるし、我が子にはきちんとして欲しいという願望もあるし、人様に迷惑がかかってはいけないし、
かといってあの子とは遊んじゃいけません、なんてナンセンスな親にはなりたくないし
理想と現実との間で揺れる事が多々あります。
ちなみにその有名なお兄ちゃん、6月から電車通学に変えたらしく、いろんな体験や思いをさせなくちゃ、なんていいつつ、ちょっとホッとしている、これまた揺れる思いの母でした。

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