やっぱりダメです!

なぜかこの連休、忽然と我が家に増えてしまっていたWii

銃の格好をしているタイプなんですけど、的を当てていくんです。
的ならまだいいんですけど、いろいろ種類があって、中には敵を倒すというのもあるんです。
もう、それはそれはイヤな奴らが次々やってきて、それを撃ちまくるんです。
「撃てっ!!右、もっともっと、右右、撃て撃て!!」
そんな単語しか並びません。
「わ~怖かった!!ドキドキした~!!」
子ども達はかなり興奮気味です。
怖いといいながらも、またそのゲームを選ぼうとします。
そういうものです。
選ぶに決まってます。
だって子どもですもん。
だからやっぱりダメなんです。
分別のつかない、自制の効かない子どもがすべき遊びではないんです。
絶対誰かが機嫌が悪くなり、怒り出し、で、泣くに決まってます。
案の定末っ子ちゃんがおかしくなり始めました。兄ちゃんも荒くなってきます。
母は誘われましたが、お断りして、本を読んでいました。
おかしくなる過程をずっと聞いてました。
父さんが「あと二回ずつやったら、UNOして寝よう。」と提案する声が聞こえました。
ホッとしました。
それから長男君がUNOの準備をしている横に、末っ子ちゃんを座らせました。
「どうしてここに座らせるかわかる?」
「ボクが泣いたけ~。」
「泣いた、確かに泣くのはいけん。みんなが楽しくなくなるね。でもそれより母さんは心配なんよ。僕のこの大事な大事な頭がね、まだ柔らかいこれからいっぱい賢くなる頭がね
このままじゃどうなるか、とっても心配。やっぱりあのゲームはね母さんはキライ。」
だまって頷く末っ子ちゃん。
聞き耳を立てている長男君。
あの手のゲームを全て否定するわけではありません。
ゲームを一切させないというつもりもありません。
ある種の集中力や、メカ類に強くなるであろう可能性もあるとは思います。
特に男の子ですから、避けては通れない道でしょう。
でもやはり年齢や頻度というところは、親がコントロールすべきところだと思います。
欲しがるから、夢中でやってるから、おとなしく遊んでくれるからとまかせっきりなんてでは、やっぱりダメなんです。
UNOをしてると、やっぱり会話が自然と出るんです。右、撃て、なんて単語ではないんです。相手の心理も読もうとするし、読まれまいと演技もします。
末子ちゃんでも勝てます。大人でも負けます。電気も要りません^^

コメント

  1. 「ダメなものはダメ!」と、親がその姿勢を貫くことが
    とても大事だと、私は思ってこれまで子育てをしてきました。
    ファミコン世代のわが息子たちは、時間を守らずに何度コンセントを
    引き抜かれたことでしょうか?!庭に放り投げたことも数知れず(笑)
    現実とバーチャル体験をしっかり区別できない子ども達世代へ
    何を与えて何を制限するかを認識するのも、親の大切な役目です。
    チーフママも、時に優しく時に厳しい母親であり続けてくださいね。
    期待してます(笑)

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  2. そうなんですよ、ままごん母さん!
    現実とバーチャルの区別が出来ない大人さえ増えているというのに、子どもにはとても無理です。
    トイレは臭いものでなくなり、夏の夜は暑くて眠れない、なんてことも知らず、カードがあればなんでも買えちゃうなんて思ってて、命は3つまであるくらいに勘違いしそうなお子達は、きっと予想以上にいるんだと思います。
    うちは7階なので外には放り投げられませんが^^;
    目をつむるべき時と、目を光らせるべき時をよく吟味しながら頑張ります!
    といっても感情が先走っちゃうんですよね~・・・・きっと。

    返信削除

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