雪解け

めでたく長男君と仲直りいたしました。

丸一日と3時間。無言の戦いでした。
やはり女はおしゃべりですね。聞かずにはいられないことがあって夕飯のとき私から話を切り出しました。
夕方のプールのときいつも一緒に帰っている同じ学校の子の姿がなく、帽子がどうの先生がどうのと他の子となにやら話しています。
そのときはまだ冷戦真っ只中でしたので聞くことができなかったので、夕飯のとき尋ねたのです。
「T君、今日おらんかったけどどうしたん?」
「更衣室で帽子を投げたりしょうて、高いところに引っかかってとれんようになったけぇ。」
「で、僕はT君になにかしてあげたの?」
「先生呼び、ゆうてゆった。」
「知らんぷりしていたんじゃないんじゃね。」
「うん」
「ならよかった。母さんはそのまま知らんぷりしてほっておいて、先に自分だけでてきたんかと、気になっとったんよ。
僕にはわかるじゃろ。そこにいるのに一緒におるのに知らんぷりされて話しかけても気にもかけてももらえんかったら、どんなに寂しいか。」
黙ってうなずく長男君。
「ねぇ、姉ちゃんも。一緒に遊んでるのに話しかけてもらえんかったり、無視されるのはつらいじゃろ。」
「そりゃそうよ~。さみしすぎるー。むなしすぎー。」
「むなしいって?」
と長男君。
「なんだか寂しくって心の中に冷たい風がヒューって吹く感じ、かな?」
だんだん口元がほころんでくる長男君。
「ね、だから知らんぷりはね、絶対ダメなのよ。間違っているときは注意してあげんといけんし、困っていたら力になってあげるのよ。たとえ何もできないかもしれなくてもどうしたん、て聞いてあげるし、何ができるか一緒に考えてあげればいいんだから。
知らん振りずっとされて、何にもいってもらえんで、自分も言えなくって、しんどかったじゃろ。母さんもしんどかったよ。」
やっとニコニコしながらウン、といってくれた長男君。
ま、言葉遣いが悪かったことに対してはもうあえて触れませんでしたが、きっと少しは何か感じてくれたことでしょう・・・・・
と母は思いたいのですが(笑)
寝る前はちゃんと本を三人分読んで、いつもは末っ子ちゃん向きに寝るところを長男君のほう向きで寝ました。
が、なんということかそんな昨夜、2回もおねしょをした長男君なのでした!!!!なんなの!?

コメント

  1. はぁ縲怐A良かったぁ(^^)
    長男君と仲直りが出来て…
    きっと、長男君も母さんと仲直りしたかったに違いない!!
    嬉しくて気が緩んだから、おねしょしちゃったのかも(^^)

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  2. ハイ、すっかり仲良しでいつも以上に頭をなぜなぜしております^^
    おねしょも、ちょろっとおねしょだったので布団の被害はなく、ホッ。
    今朝の第一声は「おねしょしとらんよ!」
    四月から三年生になろうかという男の子が、まぁ可愛いものです。
    sumiちゃん、超~イカしたオジサン(きゃーっ、私なんかが言ってもよかったのでしょうか!!失礼いたしました・・・)にも是非乗り込んでいただいて、いつか実現させましょうね~!

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