初七日

初七日の法要の真っ最中、マンションのベルが鳴りました。

そうそう、この時もうっかりがありました。
お経を上げられる前に、焼香盆はありますかね、とご住職様。
これまた恥ずかしながら焼香盆があるかないかなんて考えてみたこともなく、お義父さんに聞いても、そういうのは無いぞ、の一言。
後日買いに行きました。
さて、ベルを鳴らしたのは墓石屋さん。
丁寧にお断りしてしばらくするとまたベルが。
次は別の墓石屋さん。
数日前には仕出し料理屋さんがチラシを持って来られました。
仏具屋さんのチラシもポストに入っていた日もありました。
これらの訪問のタイミングやチラシの入れ方、電話での第一声、とても難しいですよね。
私も仕事をしていますから、見ず知らずの方に電話をしなくてはいけないときもあれば、クレームの電話に出なくてはいけなかったり、とかく仕事の電話は難しいのはよくわかります。
DMの作り方、発送の時期、これらも頭を悩ませます。
一つでも多くの営業を取りたい気持ちもよ~くわかります。
でもやはり自分がお客さんの立場であったなら、突然の電話や訪問は不快ですし、まして頼んでもいない、聞いたことも無いところからなんて、それだけで警戒してしまいます。
今回の電話や訪問も、葬儀社さんか、位牌をお願いした仏具やさんから情報がいったのだな、と勘ぐってしまいました。
いっそのことそれならそうと、きちんと説明してくださったほうがこちらも対応がしやすいです。
○○葬儀社様からお伺いしました。
○○仏具屋様からご紹介を受けました。と
そのうえで、お仏壇のことでお困りのことは無いですか、お墓のことで何かお力になれることはありませんか、と言ってくださればまだ少しはすっきりします。
本当に困っているときであれば、丁度よかった!と感謝されるでしょうし、うちのようにお墓も仏壇もすでにあって、しかも法要の真っ最中なんてタイミングに来られると、絶対頼まないぞ!
なんて思ってしまいます。悪気があってのことではないことは承知していますがそれだけで、もう悪い印象が植え付けられてしまいます。
要は、お客様のほうから声をかけてくださる会社になればいいってことなんですよね。
それだけの魅力のある、力のある、実績のある会社になるために、まだまだ途中段階で、模索することだらけですが、私たちリフィンも日々努力をしている最中なのです。
だからうちには営業マンが一人もいないのです。
足で稼ぐ時代ではありませんし、特にお葬式後の気持ちの不安定なときの営業や訪問というものは、もっとメンタルな部分を重視し、
アプローチの仕方や、なにか・・・・・もっとあるのではないでしょうか。

コメント

このブログの人気の投稿

帰省

退職のお知らせ

卒業