プチ家出

我が家の長男は時々家出をします。

行き先はマンションの非常階段か、自転車置き場。
今回も階段辺りにいるのだろうと思って、しばらく様子も見ずに夕飯の支度をしていました。
学校から帰って着替えもろくにしないまま大泣きをすること1時間。
私もいい加減腹を立てていたので、ほっておいてやれ!と思ったものの、この寒さ。
そろそろ様子を見に行こうかと、上着を持って外に行ったもののおりません!
自転車置き場に行ってみると、自転車がありません。
今回はどうやら遠出のようです。
公園にもいませんし、自転車でちょっと周辺を回ろうかと戻ってみると自転車があるではありませんか。
こんなご時勢ですし、ちょっとドキドキしてはいたのでホッとしましたが、なんだかまた腹が立ってきました。
「もう、あれだけ泣きわめいて、おまけに心配させて!!」
部屋に帰るとケロッと何事もなかったかのような顔。
いっぺんに気が抜けました。
「あの泣きようも、家出もなんだったのよ~」
泣いた原因は友達の家に遊びに行きたかったのに、行けなかった。それだけのこと。
その遊びたかった友達の家まで行ってきたんだそうです。
結局本人はいなかったそう。
でも彼はそれで納得できたんでしょうね。
一人で行けたことを誉めてやるべきか、心配かけたことを叱るべきか
一時間も泣き続けられることをすごいと思うべきか、そんなことで泣くことがあるかと諭すべきか・・・
答えはいつも一つじゃないから迷ってばかりです。

コメント

  1. 毎日楽しく読んでいます。
    とても心配されたでしょう。無事に帰ってきてくれてよかったですね。子供にとって、放課後も友達と遊ぶことって大切なんでしょうね。娘も、今日は友達と家で一緒に宿題をするんだ、と登校しました。感情をあらわせるのは大切なこと。泣くのはちょっぴり長かったけど、自分で気持ちの整理がつけられるのはすばらしいことですよね!

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  2. はぁ、と~っても長い泣きの時間でした。
    冬でよかった。夏だったら窓があいていてご近所じゅうに聞こえていたかも、という感じです。
    でも確かに感情を表すことは大切ですよね。
    小さいうちにそれが出来ていないと大きくなってからが・・・
    と思えば今のうちに泣いたり、わめいたりも必要なんですよね。
    それに女の子はちゃんと説明できるけれど、男の子は順序だてての説明が下手というか出来ないから、泣いたりわめいたりになっちゃうんでしょうね。
    娘さん、宿題はかどりましたか?

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  3. 思い出しますね~♪
    子どもの頃のプチ家出~
    大人への精一杯のアピールでしょうか?叱られて雪の街を歩き~「子どもは雪が好きだね~寒いのに」と声をかけられた日を思い出します。なのに大人になると子どもの日の気持ちを思い出せません。

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  4. そうなんです。
    雨の日、雪の日、嵐の日!いつもと違う中に哀れなわが身を嘆きながらもどこか楽しんでいたりしていたあの日あの頃。
    時にやっぱり思い出して、気持ちに寄り添ってやらなくては、距離が広がる一方ですよね。
    昨日は一緒にうっす~い雪を何とか寄せ集めて一緒にプチ雪だるまを作りました。
    長男は必死に口を開けて雪を食べてました!(やってた、やってた・・・フフフ)

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