3月11日
11年目を迎えた3月11日
色々な想いを胸に、それぞれが今日という日を迎えていることでしょう。
色々な人の顔を思い浮かべている方が、沢山おられることでしょう。
私もあの日横浜で、地下鉄がやっと動くようになった夜の11時まで共に励まし合ったあの方を思い浮かべ、年に一度のメールを送りました。
あの時目にした、あちこちでの支え合い、いたわり合い、励まし合う姿は、今も私の心を温かくします。
来ないタクシーや迎えをひたすら待つ長蛇の列に、お年寄りの方を建物の中に招き入れ、代わりに外で順番を待ってあげる姿がありました。
ベビーカーを押す若いママに、ショールをもう一枚かけてあげる女性の姿もありました。
ホテルの方々が、声をかけながらバスタオルを配ってくださいました。
トイレに離れる際や、飲み物を買いに離れる場合も声を掛け合って、列を離れてもちゃんと元の位置に戻って来れました。
街のお店の方はニュースが見やすいように、テレビを外に向けて情報を提供してくださっていました。
苦しい時、しんどい時こそ、誰かは誰かのために動けるような気がします。思いやることが出来るように思います。
それにしても、『故郷』という地を離れざるを得ない人が、世界中にこんなにもいる11年目になるとは・・・
誰かのために、故郷のためにと動いている多くの方々が、命を落とすことがありませんように・・・・・
無差別な無意味な攻撃が、拡がりませんように・・・・
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