あなたじゃなきゃ

朝の連ドラは、母が楽しみにしていた番組の一つで、何となく記憶にある鳩子の海以来大好きで、

世界的な高視聴率だった「おしん」は担任も見たかったのか、お弁当を食べながらみんなで見る、みたいなことになってたし

何年も前からBS放送では7時半にしてくれるので、朝ドラを見て一日が始まる、というなんかルーティンになっているのですが、

7時半のその前に過去の朝の連ドラを流してくれてて、そっちも、懐かしく楽しみに見ています。

で、今はエイスケさんこと、野村萬斎さんのデビュー作!?かどうかは知りませんが、若き作家役の野村萬斎さんと美容師役の田中美里さんがとても素敵な「あぐり」を再放送中。

先日終戦をやっと迎えたとこなんですけど、ちょうど今日、あぐりの実の娘の女優の吉行和子さんが、作家の役で出てきて

「お店がいつ再開するか、待っているのよ。女はね、美容院にきれいになるためだけに来ているんじゃないのよ。自分の為だけに向き合ってもらえる時間なんて、無いもの。

そりゃ、技術も大切よ。でもそれより、あなたに会いに来てるの。誰でもいいわけじゃないの。」というような会話をしてたんです。

あ~~そうだよなぁ、ってなんかしみじみしていたら、今朝専門の業界紙を読んでいたら、なんか全くおんなじくだりのコラムがあって、

戦後であろうが戦前であろうが、どんな未来になろうとも、美容院ってそういう場だよな~って。

あなたにお願いしたい、という人に出会えたら最高だし、そのあなたになれたなら、これもまた最高ですよね。

美容院に限らず、服にしても、雑貨やお花でも、病院だって、飲食だって、結局提供するものだけでなく、それらを提供する人なんだよな、って

人は勿論なんだけど、店なり企業なりの姿勢や考え方に魅力や独自性がなきゃいけないってことだよね、と

朝からトン・トンとたて続けに思い出さされた感じです。という長ったらしい話でした。

お付き合い、ありがとうございました。「あぐり」BSで朝7:15~是非^^




 

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