寄り道

昨年秋くらいから、月に1度くらいのペースでおば様たちの様子伺いに行くようにしています。

自分もいい歳になった、ってことは叔父や叔母たちも更にいい歳になったってことで、お空の上の方が多数になって、地上の皆さん方いつの間にか後期高齢者。

コロナになってから、行くことそのものもどうなん??になって、ちょっと間が空いたりもありまして

ネットとかラインとかうまく使いこなせればいいのですが、やはりそれを教えるにも手取り足取りじゃないと難しく、それらを教えられる状況ではなかったですし

ベランダ越しに、お~~い!って顔だけ見て帰るみたいなこともしながら、先々月くらいからこちら方面はちょっとコロナ落ち着いているので、また会えるようになりました。

昨日は、会いに行くタイミングの時間調整もあって、一件目のおば様の家を出てから二件目の施設に向かう途中、ず~~っと気になっていた階段があって

それこそ、子どもの頃からず~~~っとこの危なげな感じのこの階段の上はどうなっているんだろうと気になりながらも、いつも行って帰る、がメインで寄り道はなかなかできず

昨日はそうだ、ちょっと寄ってみよ~~って^^途中下車して階段を上り始めたら

カンカンいう踏切音が聞こえてきて、その危なげな階段の真下を電車が通り抜けるという


つまり私の足の裏の30センチくらい下に電車の屋根があり、電車の屋根をほぼ真上から見る、というインディージョーンズばりの!?(古っ!)なかなかレアな体験。

大昔は一直線に石の階段があったところを、呉線が通った時に、そこだけ壊して、平らにして階段をつなげたんですよ~、とこれまた禰宜さんなのか、宮司さんの奥様なのか

女性の方が、いろいろ歴史を教えてくださいました^^

想像以上に立派な神社があって、見える瀬戸の海はとても穏やかで、空が高くて清々しく、古い石に刻まれた薄くなりかけの沢山の当時の方々のお名前に

もうそれだけでなんか涙が出てきそうでした。

どこどこから来た、だれべぇです、今日はお参りできてありがとうございます、ってお参りするんだよ~アレコレ願い事をするものじゃないんだよ~と以前教えてもらったのですが

でもちょっとだけ、願い事もさせて~っておば様たちや周りのみんなが、少しでも健やかに、穏やかに、日々を暮していけますように、と願っちゃいました。

ちょっとのつもりの寄り道で出会えた、ステキな景色たち。最近の自分時間、なかなか充実しております♪




 



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