お別れのカタチ

近親者のみで執り行います。お香典などはご辞退いたします。すでに密葬を済ませました。

そういった言葉を耳にする機会がここ数年の間にあっという間に広まっていっています。

かくいう我が家も、本人の強い意思を尊重し、家族だけで義父も義母も送らせていただきました。

でも親族ではない立場になった時、やはり訃報を聞いた時に、会いに行きたい、お礼を一言言いたい、なにかしら哀悼の意を伝えたい

そういうことを強く感じます。

勿論心の中でお礼は言えます。その方角に向かって手を合わせることはできます。会いに行かなかったからと言って誰にも責められるわけではありません。

後々にお墓参りに行くことで、心落ち着けることもできます。

でも、やっぱり・・・・・という想いをされたことがある人が実際のところたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

いやいや、今の世の中随分、希薄な家族関係、会社関係、地域社会になってきているよ、みたいな記事も目にしたりもします。

どうなんでしょうね。。。。。

お香典やお花を辞退されるのであれば、せめてお線香でもとか思ってみたり、お線香ばかりいただいても、実際のところ腐るものでは無いとはいえ

我が家ももう一生分あるんじゃないか、というくらい押し入れにあったりしますし^^;

本当に悩ましいものです。

気持ちでいい、とはいえやはり何かしらカタチで表したくなるのは、私だけでしょうか。

ご遺族の負担にならないよう、というところを考えていくから益々ややこしいというか結局じゃあ何も無しで、みたいにどんどんなっていっているんでしょうか。

正解は無いけれど、なにかしらのお手本というかこんな表し方もあるよ、みたいなことを幾つか持ち合わせていたならなぁ、と思うことが増える今日この頃です。





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