卒業

高校に続いて大学や専門学校の卒業式もあちこちで行われているようですね。

昨日も袴姿のお嬢さんをちらほらと見かけました。高校の卒業とはまたどこか違う、不安や戸惑いもきっとあることでしょう。

高校の娘の卒業式では、案外私涙はこみあげてきませんでした。出入り口近くでとても寒かったこともあるのですが^^;

入場してくる卒業生がとても間近で見えて、多くの子がなんだかそれはそれは嬉しそうににこやかに入ってくるので

こっちまでニコニコしちゃったのです。

ただ、全員が着席して、バッと起立したとたんに、あぁ、この子たちはこんなにも狭い世界の中で先生や保護者に大事に大事に守られてきたんだなぁ

来月にはみんなそれぞれに大きな広い見知らぬ世界に放り出されていくんだなぁ、と思うと胸がギュッとする思いでした。

中高一貫校なので明日もまた同じように来て同じメンバーで学ぶというのに、中学校の時の方がよっぽどみんなわぁわぁ泣いててボロボロだったんですよね。

でも今回は教室でのスピーチもみんなニコニコと。

まだ4月からの身の振り方が定まっていない人がほとんどのクラスということもあるせいもあって、みんな4月からの自分が思い描けていなかったりするせいもあったのでしょうか。

合格は喜ばしいことなのに、なんだか日本人はズバッとは聞けず、聞かず、自分からも言えず言わず、相手を思いやり過ぎて、保護者同士の会話もなかなか遠慮がちな感じで微妙^^;

遠まわしにみんな少しずつ情報を集めていくんですよね^^;

いずれにせよ、新しい世界に足を踏み入れていく子どもたち。いろんな保護の下にいたところから、特に一人暮らしを始める子は大海原に放り出されるようなものですものね。

かくいう親のほうも更にもう一歩大人にならなくちゃいけませんね。娘のいない暮らし、どんな空間になるのやら・・・・・




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