20年という年月

阪神淡路大震災から20年。

成人の日とセンター試験が近づくと、阪神淡路大震災のことを思い出してしまいます。まさにあの日あの時生まれた子どもが、もう成人を迎えるのですね。

あの日、胸騒ぎを覚えながら時間が経つにつれてどんどん被害が拡大する様子をテレビの前で正座をしてみていた独身の私も

今ではセンター試験を受ける子どもの母になりました。

今、この世に生きて日々変わりゆく人生を歩んでいる人たちと、あの時で止まってしまった人たち。

あの時、随分足踏みをし続けた人たちも、生きている限りやはり少しずつ時差はいろいろにせよ前に進んでこられたことでしょう。

あの時、姉妹で大きな分かれ道をたどってしまった学生時代の友人の妹さんからの年賀状。

今年は町内の役員もまわってくるからドキドキです。と。

確実に新しい地域で、自分の居場所を育んで行っている様子に、年に一度の報告とはいえ、そっか、そっか、うんうん頑張ってるね、と姉のような心境。

やっぱり年賀状っていいなぁ、って何度も何度も読み返しました。

様々な報道番組もありました。新聞やメディアの特集も20年という節目もあって大きく取り上げられていたような気がします。

でも19年でも、20年でも、21年でも、1月17日は1月17日です。

風化させないために、それぞれができること。目を閉じて、じっと考える日です。

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