名前の順番

一人に1台あるいは2台となった携帯電話。

固定電話が鳴ることが一般家庭でもずいぶん少なくなったのではないでしょうか。学校でもらう連絡網も携帯電話の番号が珍しくなくなりましたね。

新入社員が電話が鳴っていても取らない。それは自分にかかってきたと思わないから、という笑えない話を聞いたことがあります。

そして、受話器を取っても名乗ることを知らないという、これまた笑えない話を聞いたこともあります。

携帯電話が日常となり、誰からかかってきているか出る前にお互いわかるので、わざわざ名乗る必要はありませんよね。新入社員が悪いのではなく、そういう習慣を身につけていないという現実がかなり広がっているのです。

さて、携帯電話の場合、大抵お互い相手がわかっているのだから、出た瞬間に、受けたほうからさわやかに〇〇さん、こんにちは、と先に名前を呼んでもらえると、かけた方もなんだか嬉しいものですね。

もちろんかけた自分も名乗るのですが、自分の名前をいう前に、〇〇さん、お元気ですか、××です。と先に名前を呼ばれることで、ずいぶん印象が違うように思います。

今までにそういう電話の受け方をされる方に2人お目にかかったことがありますが、そのお2人は電話だけでなく全てにおいてもてなし上手、気配り上手、相手の気持ちをさりげなく持ち上げられるコミュニケーション能力に長けたお2人でした。

な・ま・え♪それは燃える命。一つの地球に一人に一つずつ♪のゴダイゴじゃないですけど、名前ってやっぱり大事です。

自分の名前が先か、相手の名前が先かの順番を変えただけなんですけどね、違う気がします。

もちろん時と場合にもよりますが、よかったらお試しください。その先の会話がきっとスムーズにいきますよ^^



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