年賀状

リミットからの年賀状。

会社や企業側からの年賀状には、個人的な付き合いがない限りあまり返事を返しませんよね。
でも、今までに比べてなんだか今年は正月中に届いているものはもちろん、読んでからお返事を下さった方も多かったようです。
リミットでは毎年元旦早朝に年賀状を持って出雲大社にお参りに出かけます。
行くのは必ず社長自身。もちろん重いはがきを持っていくのですから専務も一緒に行きます。
そしてその葉書をお祓いしていただいて、おみくじを引いてから帰るのです。
もう20数年続いているそうです。
はじめはリュックに入るくらいの年賀状も、今では大きなカバンに分けて入れないと入らないほどになりました。
私も数回お伴をしたことがあるのですが、出雲大社の巫女さんの舞と鈴の音はなんだかやっぱり違うような気がします。
お正月の山のような年賀状に埋もれてしまわず、やはり目に留めて読んでいただきたい。
かといって元旦に届くのが礼儀というもの。
では、どうしたものかと社長が考え付いたのがこの遅れ年賀なのです。
きちんと元旦にお払いをしていただいて、おみくじと共にその方の今年一年を想い、こちらの決意も伝える。
私もこの話をはじめて聞いたとき、なるほど!!と思わず頷いていました。
さて、その社長も会長となり、専務に引継ぎをいたしました。
今年葉書が多くなっているのは、リミットの姿勢に共感してくださる方が増えてきているのでは、ということと、一番は前社長に対してねぎらいのお気持ちを表してくださっているのでは、と思います。
社長は本当に信仰心のあつい人ですが、つまりそれは感謝の気持ちが本当に大きいのだと思うのです。
このお参りが絶えることなく引き継いでいけるためにも、社員一丸となって、人とは違う何かを見つけ、実行し、感謝の気持ちを常に持たなくては、と昨日年賀のお礼のコメントを頂いて、改めて感じたのでした。

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