オーディション

週末に娘のピアノのオーディションが。

本当にこの一年はさっぱりピアノに付き合ってやることも出来ず、娘も手抜き練習の日々。
一度は業を煮やして、辞めてしまいなさい!!
と言いたいところを、グッとこらえて、というより辞めなさいといわれてウン辞めると言われるのもちょっと怖くて
手紙を机の上においたこともありました。
「ピアノが嫌いなら辞めていいと思うよ。それはあなたもピアノも辛いから。でも、練習が嫌いなだけならば辞めていいよとは言えません。練習はみんな嫌いです。母さんも嫌いでした。
でも弾けるようになったときの気持ちも知っているから、やっぱり辞められませんでした。」
そんなことを書きました。
結局そのときは辞めるって事は言いませんでした。
でもしばらく時間がたつとやっぱりピアノの練習より楽しいことや、やりたいことは山のようにあるわけで本番近いのにどうすんのよ~!!
と母一人がヤキモキ。
で、昨日の本番。
ま、そりゃこんなものでしょうね。という出来栄え。
私が子どものときは母は必ず「あんたが一番上手じゃったよ!」
と言ってくれていたものでしたが、ダメですね私は娘に言えません。
だって、もっと弾けるんですもの。だからもったいなくて仕方がないんです。練習さえしていれば、もう少し私がちゃんと見てやれればって・・・・・
でも実はそれも親の単なる欲目で、本当にあれが彼女の精一杯なのかも・・・・
楽しく弾けるのがそりゃぁ一番です。でもそうなるためには苦労も辛さも、努力もやっぱり必要。
親鬼になるのも実はしんどいものなんですけど、大人になったときに判ってくれれば・・・・。と思ってみたり
私も楽になりた~い、と考えてみたり。
こうやって私も親にならせてもらっているんだなあと思ってみたり・・・・です。

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