九九

掛け算の九九。

計算の基本中の基本。おまじないのように何度も何度も唱えて、繰り返し繰り返し唱えて覚えましたよね。

いんいちが1 いんにが2 いんさんが3 いんしが4・・・・文字で表すとなんか変な感じ^^;

にいちが2 ににんが4 にさんが6 にしが8 にご10   おぉ、二桁になると「が」がないんだ。

改めて、そんなことに気が付いてみたりして、我が家の話題にのぼったんですけどね。

「ににんがし」 をどうしても 「にんにがし」 って言っちゃう子がいてさぁ、特訓せんといけん、って娘が言ったら

「それって、そこ、そんなに責められるとこ?別にいいんじゃね。答え合ってるし。」 と末っ子ちゃん。

「むしろ、ににんがろく、って言う奴には指導がいるけど、優先順位としたらにんにがしは、全然OKでしょ。」と。「こう言わねばならない、はむしろどうかと思う。」と。

ほ~、なるほど、ま、確かに。でも日本中の老若男女、ほぼ九九が言えるであろう日本において、ににんがし がまさに標準仕様であることは間違いない。

でも、多様性がうんたらかんたら叫ばれる中、その子の覚えやすさが優先されて、言い方は自由であってもいい、というのももっともな気もする。

でも、教師というモノはどうしても指導要領にのっとって、キチンと正しく、平等に教えねばならない、という前提のもとに日々指導をしているわけで



姉と弟で討論しておりましたけれど、またその討論を聞いているのも可笑しいような嬉しいような・・・・みんな大きくなったもんだ、と。


おばあちゃんの病院に行く車の中や、湧水を汲みに行く道中に家族でスピードを競いながら言い合ってたあの頃が、鮮明に思い出されます。


そうやって、下の子は早くから九九に馴染み、自然とににんがし、とリズムと共におぼえちゃいますよね。



そうこうしていたら、昨日山形出身のかたが①を「イチマル」②を「ニマル」って言うのを上京して初めて逆だということを知って、


ひっくり返るほどびっくりした、という話題が。書き順で行くと、1書いて○でしょ、と。ホラ「イチマル」「いや、確かに~!」

もう、大笑いでしたけど、結局はやっぱり、何でもいいんじゃないか、と。

でも、先生一年生にとってはね、目の前の一つひとつが必死だし、□は四角だし○は丸。なんでもいいんだよ、とはいかないですよね。

その後の進捗状況、聞いてみよ~っと。






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