二分の一成人式

10歳になる年の小学四年生の時、10歳はちょうど20歳の半分。

二十歳になる自分へ手紙を書きましょう!!

セレモニーも開きましょう、歌も歌いましょう、親にもお手紙書きましょう、せっかくなら親も子どもに手紙を書きましょう!!

初の試みはかなり前からあったようですが、ちょうど今から10年前くらいにはかなり日本全国中に広まって、学校行事だけでなく

地域全体でも大々的に、という流れになってきていたように記憶しています。

この発案も、年月を経て地域も広がり、解釈の仕方も様々になってくると、きっと発案された方の想いとは異なる様相も無きにしも非ずになっている面もあったりしているのではと思ってしまいますが

ま、何事にも賛否両論がついてまわるものですけれどね・・・・

そんなこんなの10年前のお手紙が、届きました。というかまだ手元にはありませんが、届いていますよと連絡がありました。

10年後に確実に届く住所。

マンション住まいですから、もしやの引越しもあるかもしれません。昭和一桁うまれの祖父母も健在とは限りません。

本社も日本生命ビルとはいえ、何がどうなるか判りませんし、賃貸ですからもしやの移転の可能性も100%無いとは限りません。

きっと移転もないし無くならないはず、と工場の住所にしていたらしく(忘れかけていましたが^^;)工場から、こんなもの届きましたよ~、と連絡が。

あぁ、ちゃんと工場があってよかった。続けられていてよかった。本当に心底思いました。

ちょうど週末とある城下町に行ったのですが、とても賑わっているとは思えない寂れたシャッター通りや、ポコンとポコンとある大小さまざまな空き地を見て

どうしようも出来ない人口減少の流れの中で、こうならない為に、頑張んなくちゃいけないよね、踏ん張らなくちゃいけないよね、そんな話をちょうどしていたのです。

これからまた先の10年後。一体どうなっているのでしょう。どうなっていたいのでしょう。

10年前の手紙の知らせと共に、なんだかいろんなことを考えさせられています。







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