教育実習

「あぁ、またこれから1カ月とんでもない授業が続く・・・・・」

とぼやくのは、末っ子ちゃん。末っ子ちゃんの学校では毎年大量の教育実習生が送り込まれてきます。その為の学校でもあるので致し方ないのですが

私も生徒としても実習生としても両方の経験があるので、どちらもの気持ちが痛いほどわかって、ドキドキというかチクチクというか切なくなるという言葉も変ですが、いろんな想いがこみ上げます。

昨日の英語では、それじゃなくても緊張するのに、どんどん口が渇いて痛々しい状況になり

お風呂のバスと乗り物のバスと、どっちやねんと散々だったとか^^;パワポ使うんなら、その設定時間を計算にいれとかないと、とか何とかエラそうにいっておりましたが

指導教官の厳しい指導よりも何よりも、生徒からの冷たい視線や反応の無さが、何よりの恐怖に繋がるんだから、そこはがんばれ~ってあたたかく見守ってあげてよね

と、自分が中学生だった時の国語のあの恐ろしいくらいの見事なまでのしーーーーんとした、未だに時折同窓会で持ち上がるあの先生は、あれからどうしたんだろう・・・・・ってあの光景を思い出しながら話しました。

母校での実習と、こういう振り分けられていく附属の学校とでは、全くもって環境が違いますからね。

受け入れる側の体制もウェルカム感も違うでしょうしね。地元ならば習った先生とか、生徒の兄ちゃん、とか、何かしらの突破口があったりもしますし、家から通えるという何よりのメリットも。

でも、こういう厳しい環境で実習した人は、やっぱり鍛えられるしどこへ行っても怖くないと思うよ、というと、ホンマそれはそう思う。と納得しておりました。

苦労は買ってでもしろ、とはいいますが実習で打ちのめされるくらいのほうが、実際の現場に出る時の覚悟も、残りの学生時代の学びの質もきっと変わるでしょうね。

あらゆることに、それって当てはまることと思いますが、来年はわが娘もその立場に。

時の流れを感じつつ、様々な角度から、そして立場から、柔軟に物事をとらえられるようになって欲しいなぁと思う母でした。

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