樹木葬

今回の千葉行きは、大好きな叔母ちゃんの四十九日と、献体から帰ってきた東京に住む叔父ちゃんの三回忌の為だったのです。

幼い頃よく中耳炎になったり、まだ一歳にならない頃足に大やけどをしたり、その都度仕事で昼間ぬけられない母の代わりに、いつも病院に連れて行ってくれていたおばちゃん。

母は厳しい人だったけど、おばちゃんはいつも優しくて、小さい頃はおばちゃんがおかぁさんだったらよかったのに!なんてことも思ったことも少なくないかも^^;

(ごめんね、かぁさん!!今となったらかぁさんのその厳しさと筋の通った教育方針のおかげが沢山あること十分解ってるからね!!)

長女が生まれて実家に帰った時も、母が居るわけではないので、結局やっぱり昼間おばちゃんのお世話になったりして・・・・・

私だけでなく、いろんな人のお世話をずっとずっず~~~っとし続けた人でした。

その、人のお世話ばっかりしていたおばちゃんは、我が息子が20年近く前から自分の手で竹藪を切り拓き、里山を再生し、荒れ果てた無人のお寺をきれいにして作り上げた樹木葬の地に眠りました。

骨壺から木綿の布に移し替えて、いつか比叡山に行くはずだったけれど結局行けなかった旦那さんとそのまたお父さんのお骨も一緒に、大きな木の下に眠りました。

住職である息子や、娘、妹たち、たくさんの姪っ子甥っ子やその子どもが次々にごく自然にスコップを持って土をかぶせていくその光景は、とてもとても和やかで穏やかで優しくて

おばちゃん、よかったねぇ、って心からそう思いました。

こちらの樹木葬は大きな石碑などは一切建てないので、気持ちよくフラフラ散歩してたらあら!ごめんなさい踏んだかも^^;っていうくらい心地よく広がった里山なのです。

これをお兄ちゃん一人で始めたって、すごいよ。その姿に賛同して仲間が増え弟子が増え、本当にすごいよ!!

お兄ちゃんは、一時のブームなどではなく如何に永続的に持続できるようにしておくか、という先をも見据えているところが、これまたすごいなぁ、と。それを20年以上前から考え一人で始めたのですから!!

おばちゃんとおじちゃんのおかげで、日本のあちこちから親族大集合!楽しかった~!!供養のカタチは色々ですし、手を合わせることはどこからでもできますけど

こうやってやっぱりみんなが顔を合わせること、大事にしたいなぁ、繋げたいなぁと改めて春の風に吹かれながらつくづく思いました。。。。。






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