義務教育終了式

昨日中三の長男君がめでたく卒業式、いえ、「義務教育終了式」を迎えました。

一貫校なので、卒業は三年後。そして確かにそういわれてみれば中三というのは義務教育終了なんですよね。

式次第にも<義務教育終了式>と書いてあり、校長先生も第一声が「義務教育終了、誠におめでとうございます。」でした。

へ~、なるほど面白い学校だなぁ、なんて思いながら式が始まると、お話は校長先生と学年主任の先生のみ。在校生卒業生からそれぞれ送辞と答辞はもちろんありましたけど、修了証書もあっさりと205名分を一人が受け取り終了。9時スタート終了は9時半ぴったり~!!

そこからが、これまたこの学園の独特な会「ゆずり葉の会」がスタート♪

各学年と生徒会とがそれぞれに趣向を凝らした出し物といいますか、それはそれは見事なパフォーマンスをみっちり二時間かけて披露してくれたのです。

私が一番感心したのは、待ちの間を作らないこと。機材を準備したり学年が交代したりする時にどうしても発生する待ちの時間。これをですね、いい空気を途切れさせないように 生演奏のBGMを流したり、インタビューを盛り込んだり。

移動も素早いし、次の出し物を見せられる状況を作り出す間にもう一つ出し物を見せる、といった本当に綿密に台本を作っているのがよく解ります。

先生方が指示を必死に出す様子もなく、急かせる様子もなく、生徒達の手による生徒達の為の本当に濃密でステキな時間でした。

先日小6の末っ子ちゃんたちの手によるおもてなしたっぷりの最後の参観日があって、ここまで自分たちでできるようになったんだなぁと感心したものでしたけど、たった3年間に更にここまでのことができるようになる彼らの無限の力に圧倒されるような、羨ましいような・・・・・

突然これらができるようになったわけではなくて、3年の間の文化祭や運動会や様々な行事を通じて少しずつ培ってきたからこそだと思いますけど、そういうシステムというかよい流れが着実に根ざしているのは、100年以上続く学園だからこそなんでしょうね。

この学園で、こんなに楽しく過ごせた長男君は本当に幸せものだったと、母の私のほうがとても幸せな気持ちになれました。

長男君も皆の期待を背負いつつ、最後の最後までしっかりやらかしてくれまして、多数のお母様方生徒さんそして先生方から賛辞!?(だよね^^;)をいただきました~♪

さぁ、義務教育は終了です。ここからは自分の意志をしっかり持って、自らの力で少しずつ切り拓いていけるよう、親としてできること、すべきこと。そして、してはいけないこと。考えなくてはいけませんね。。。。。











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