また?股?

「また破れたんです!」

「お客様からのお電話ですけど、スラックスがまた破れたって、お話ご存知ですか?」
え?また破れたって、以前にそんな話し合ったかしら?
え?またでなく、股!?
あ、股のところが裂けちゃったってこと!?
「体格もいい方なんですね・・・^^;はい、なるほど~」
お客様サービスセンターのやり取りが遠くからなんとなく伝わってきて、私もホッと^^
同じ「また」でも、まったく内容が違いますからね。
とはいえ、破れてしまっては困ります。
すぐに送ってみてもらわなくちゃ。まずは見てみないと原因も判りませんし、どこまで直せて、補強などが可能かどうかも判断ができません。
「はい、えぇ、了解です。できる限りのことはさせていただきますから、まずは送ってみてください。」
そんなやり取りがあったようですが、商品を送っていただくことは私たち企画にとっても、縫製現場にとっても、とても大事なことです。
どんな風に着てくださっているのか、どこに負荷かがかかるのか、どんなお手入れ方法をされておられるのか
縫いで補強できるところはないのか、生地の段階で何かできないのか、お伝えすることで改善できることもあるかもしれないし
いろんなお互いの発見があるはずです。
破れた原因が、生地不良、縫製不良ということも、あってはいけませんが、あるかもしれません。
もしかするとご本人がどこかに引っ掛けたとか、洗濯の仕方を表示以外のやり方で繰り返ししちゃったとか、サイズが合わないのを無理しちゃった場合もあるかもしれません。
原因がどちらにあろうとも、そのことを知ることはとても大切なことなのです。
もしも、届いた直後でなくて、着用してからでも不備、不満、不良、悩み、疑問が出たときは、どうぞお客様サービスセンターに遠慮なくご連絡くださいね。

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