見送り

テレビを見ながら、予告のような形で「三年間父と口を聞いていない娘が今夜・・・・」みたいなのが流れてきて

末っ子ちゃんが、「わ、厳しい、やめとこ、気の毒過ぎ。」といってチャンネルを変えながら「うち、平和で、よかったねぇ」って。

え、君三人の中では一番ちょいちょい色々あったような気がしたけど(笑)ま、今となれば全て結果オーライ。

「学校行きたくない、とか誰も言わなかったのが、親としてはホント有り難かったよ。」っていうと学校に来れていない友達の名を数名挙げていましたけれど

今はいろんな理由や原因で学校に行けない子ども達が、少なくないんですよね。

いってきま~す!と学校へ行く姿を毎日見送れたことは、当たり前のようですけど本当に有り難いことです。

長女は毎朝駆け足でバタバタとカバンにお弁当入れながら飛び乗るのを「あと3分余裕を持ちなさい」と毎朝言われながらも、めっちゃ笑顔で手を振るのを見送り、

長男君はまだ薄暗い中、常に定時に野球カバンを肩にかけながら、ゆっくりとエレベーターに乗り、

軽く頭を下げるというか肩をすくめるようにし、俯き加減になる姿に「しっかりね」と声をかけつつドア閉められる、みたいな感じで見送り^^;

末っ子ちゃんは、必ずおどけたような顔で右手でじゃ、って手をかざしてくれるスタイルを未だに続けてくれていて、

閉まるまでちゃんと、じゃぁね、って感じで目を見てくれるんです。

おかえり、を言ってやれない分、朝だけは必ず見送るのですが、出て行く姿も出て行く時間も、まさに三人三様だったなぁ、と今更ながら思います。

たま~に、トイレ行ってて、慌てて見送るとエレベーターのドア閉まりました、みたいなこともありますが(笑)

さて、今年もあと少し。幸せをかみしめながら、また見送ってやりましょう。










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