まる三年
先週からよく父が夢に出てくるのです。
齢を取っている父であったり、少し若い頃の父であったり、何か言いたげであったり、実際に会話も夢の中ではしていたりするんですけど
目が覚めるとやっぱり会話までは思い出せなくて。
何か気がかりなことがあるのは、父の方なのか私の方なのか・・・・・
昨夜父の弟のお嫁さんからリンゴが届きました。父がいなくなってから私の方へ送ってくれるようになって、位牌は無いけれど父と母の写真にそのリンゴをお供えしています。
父はリンゴが送られてくると、私と姉のところへ必ずいろんなものと一緒に送ってきてくれました。
持って帰れ~持って帰れ~と、実家に行くといろんなものを持たせてくれた父。父さん、今年もリンゴが届いたからね、と語りかけてみる私。
今でこそお歳暮やお中元だけでなく、茶の子にしても引き出物やいろんなお返しの品々は略されたり、無しにしましょうね、になったりカタログか商品券か、現実的な物になりましたが
20年30年前は、12月になったらいろんな人がご挨拶に見えて、持ってこられた品物をリアルに使って、姉や従姉妹とお中元ごっことかしてました^^;
「いつもお世話になって」「いえいえこちらこそ、いつもありがとうございます」「これつまらないものですけど」「まぁまぁ、ご丁寧にすみません。ところでおばぁちゃんはひざの具合はどうですか」「お陰様でボチボチ・・・」
そんなおばさま会話を5つ6つの子が、ままごとの続きでするのですから、可笑しな風景ですけど、
ながくて、くどくて、同じような面倒な会話!!
な~んて子どもの頃は思ってましたけど、それでもそういう大人の会話を見聞きする中で、いろんなこと自然と学んでいたのだろうなぁと思います。
父が亡くなってあっという間にもう丸三年です。日曜日にはお墓参りに行ってきます。
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