正しい声援の送り方!?

昨日今日と、こちらはよく日が照って日中は穏やか。そんな中末っ子ちゃんの最後のマラソン大会がありました。

学年ごとに 学校の外周をグルグルと走ります。地域の方々も交通整理をしてくださっています。

お父さんお母さんだけではなく、おじいちゃんおばあちゃんや、地域の方や試験中で早く帰ってきた兄姉の姿もありまして、人気の応援ゾーンは校門出入り口付近。外周ぐるりですから、近所の人は家の近くから、という人も少なくありません。

知っている子を見かけると、名前を呼んでみんな応援しています。名前がわからなくても手をたたいて、頑張って!!あと2周よ!もうちょっとよ!!とみんな声援を送ります。

私ももちろん、ソフトメンバーや、仲良くしている子を見つけると、ニックネームや時には呼び捨てで、声援を送ります。

あれだけ毎日のようにしていたソフトボールを引退してというもの、今は勉強モードに切り替えていることもあって、10位以内に入れるのかなぁ・・・・でしたが、なんとかギリギリ9位^^;

夜、末っ子ちゃんが言いました。

「ワシさぁ、結構知り合い多いじゃん。じゃけ、みんな名前呼んで応援してくれるんよぉ。でさぁ、前におる〇〇はさぁ、みんなあんまり知らんじゃん。でさぁ、〇〇のおかぁさんがさぁ、その先で一人でポツンと見よおるんよ。なんかさぁ、ワシの名前ばっかり呼ばれてさぁ、胸が痛かったんよ。」

一瞬何も言えませんでした。

名前を呼んで声援を送ることは決して間違いでも、いけないことでもありません。知っている子、知らない子、子どもの世界でもやっぱり目立つ子目立たない子、それぞれの分野でそれぞれにいます。

みんな違って、みんないいんです。

でも、なんだか末っ子ちゃんの言葉もそりゃそうだね、と頷かずにはいられませんでした。

名前は呼ばれなくても、たくさんの人が手をたたいて、あちらでこちらで声をかけてくださっているわけで、 〇〇くんが名前を呼んでもらえなかったからといって、ひがんだりしているとは思えません。

でも、△△くんはいいなぁ、と少し羨ましく思ったかもしれないな、とは想像がつきます。

でも、世の中、やっぱり競争があるわけで、理不尽なことも、腑に落ちないことにも沢山出会うわけですからね。みんな横並びに手をつないで一緒に行きましょうね!というのもこれまたおかしな話です。

それにしても、子どもはよく見て、感じているものですね。

上の子から数えると、何度もマラソン大会を見て来ましたが、今になって初めて声援の送り方について、改めて考えさせられた夜でした。





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