大好きな、父さんへ。

こんなに長く、投稿しなかったのは8年前のつら・つら・と、が始まって以来のことかもしれません。

あれれ、と思って下さっていらっしゃる方もいてくださっているでしょうか?

父との最期の別れをしておりました。

またくるね、と別れた12時間後、父は一人静かに旅立っていってしまいました。

葬儀までの6日間の夜を、一緒に過ごさせてもらっていたのです。

最後の親孝行もどきをさせてもらっていたのです。

私が立てるお線香。

真っ直ぐ立ち上ったお線香の煙が、そのまま見事に父の棺の上に向かって流れ、まるで薄雲がかかったように棺の上を漂い続けていて

それはそれは、美しい光景でした。

そして、いっぱいいっぱい話をしていました。

どうやっても、もっとあの時、もっとこんなことを、もっとああしていれば・・・・後悔や自責の念はどうやっても尽きませんが

でも、どこかホッとしている自分もいます。

父らしい、最期だったのだと、言い聞かせている自分がいます。

今頃は、大恋愛の末に何年もかけてようやく結ばれた母と24年ぶりに会って、手をつないでいることでしょう。

ずっと、ずっと、見守っていてくださいね。ありがとう。父さん。 大好きよ。








コメント

  1. お悔みを申し上げます。
     
    もしやと・・・思っておりました。
     
    チーフさんの投稿を何度も拝見いたしました。
    じんわりと涙が出てまいります。
    娘として精一杯の親孝行をして差し上げたチーフさんだと思います。なのでお父様はどんなにお幸せだったかと。

    まだお疲れも残っておられることでしょう
    どうぞ、ご自身を労わってあげてくださいね。

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    返信
    1. kaoriさま

      優しいお言葉、ありがとうございます。。。

      精一杯だったかどうかはわかりませんが、思いもかけず6日間もの時間を最後にプレゼントしてもらえましたので
      この6日間はできる限りそばにいようと、家族や会社の方には負担や迷惑を掛けましたが、わがままをさせてもらいました。

      一緒に過ごせる最後の日は、本堂で一夜を過ごしましたよ!!
      さすがに寒かったけれど、コタツに深々もぐりこんでもう二番目の姉と写真を見ながらアレコレおしゃべり。
      またとない時間を過ごせました。

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