1月17日に寄せて

28年前の早朝に起きた、阪神淡路大震災。

成人式が15日じゃなくなって、それでも昭和世代には成人式は15日ってインプットされていて、

その15日が過ぎると、なんだか心がザワザワします。

朝のニュースの一報から、時間を追うごとにヘリコプターの音と共に次々と流れてくる映像は、今までに見たことのない信じ難い景色ばかりでした。

あの年に生まれた子どもたちは、他の学年と違う特性が見られる場合があるんだよね、って

関西で教員をしている友人たちが、静かにつぶやいた時、実際に体験したわけではないのに!?って思わず聞き返してしまいましたけど

その時お腹にいた子どもたちも、お母さんのお腹の中でとてつもなく大きな喪失を、共有していたのでしょうね。。。。

その子達がもう28歳!!新しい家族を持っている人もいることでしょうね。

この日曜の15日に、めっきり聴くことの無くなったCDを片付けていたら

震災で亡くなった緑のドレスを着てほほ笑む友人のCDも出てきたのも、あ~、何か知らせてくれてるな、って。

流れる時間とコロナのこともあって、追悼行事に参加する人数が減少傾向から、今年は少し増えたというニュースも耳にしました。

哀しい記念日ではありますが、思い出すための、同じ被害を繰り返さないための、大切な日です。

自然災害に抗うことはできないけれど、災害に備えることは誰にでもできること。

備えを十二分に。心構えも今一度、大切な人と話す日に、したいものですね。

 


 

 




 

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