固定電話

朝の連ドラが好きな話は以前に書いたような気がするのですが、朝BSで過去の朝ドラも再放送してて

今は1981年の『本日は晴天なり』を放映中。

で、旦那さんの出雲の実家から久しぶりの電話があって、みんなが順に黒い受話器を取り合うようにして話をするシーンで

「いただいた電話なんだし、遠くからなんだから、早くなさいよ!」みたいなセリフがあってなんだか、久々にハッと思い出したんです

あ、電話代って要るんだった!って。無料通話とかかけ放題とかが当たり前のような感覚になってしまってましたが

電話代は使っただけ必要だっだし、公衆電話で県外にかけると容赦なくカシャンカシャン落ちていくし

翌月家の主が「なんだ!!この電話の請求額は!!だれがこんな長話をした!!!」みたいな雷⚡落ちたり、みたいな光景が昭和のスタンダードでしたけどね。

お金も発生すること以外にも、固定電話にはどこか緊張感がありましたよね。

海外からの電話なんてどんな請求額来るんだか、怖くてできなかったですけど(する必要もありませんでしたが^^;)

今じゃ、海外赴任や留学でもZOOMやLINEだから全然話も様子も見れるし、家にいた時より全然話したりしているかも~、みたいな。 

昭和をドップリ知っている世代でも、電話や電話代、という概念がそんなことになっているんですから

この目まぐるしい変化と、この先も続くであろう平均寿命までの年月を想像すると、頭を柔らかくしておかなくちゃ、もありますが

変遷があって今があるって事、恩恵の裏には失ってしまったものも、あるんだよな、ってなんだかそんなことを考えた、朝ドラのワンシーンでした。


 

 

 

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