還暦のお誕生日に寄せて

今日は姉の60歳、還暦を迎えるお誕生日

のはずでしたが、姉は35歳のままず~~っとそれぞれの胸の中にいるので、60歳になった姉をイメージすることが正直できないんですよね。

お墓用なのに、赤い花をリクエストするのもなんなので、還暦なんですよ、生きてくれてたらなんですけどね、ってお話をしながら

まっかっか、もなんなので、何本か混ぜておいてくださいね、ってお願いしたのですが、実際どんなお花になったのか

甥っ子に写真を送ってもらおうと思います。

歳の離れた姉だったので、幾つになっても私のことを4歳児扱いでしたけど、姉が大学を卒業して戻ってきて、私はまだ中学生で、なぜかその日二人並んで寝てて

恋愛トークみたいなことしたんでしょうね、「高校生の時ね、帰り道すごくきれいな空で、空がきれいだね~って言ったら、

その人はそう?見たいな反応で、あ~価値観が違うんだなぁ、と思ったんよ。」みたいな話を聞かせてくれて

「そういう話をするようになるとはね~、もう4歳じゃないもんねぇ。そろそろ10歳にしてあげるわ」って二人で笑ったことを、すごく覚えているんですよね。

この夜から価値観、って言葉を何かと使うようになったような。笑

「おねぇちゃん、息子は何か話しかけながらお花を供えてくた?早くお嫁さんきてくれるといいねぇ。

お義兄さん、もうちょっと痩せなきゃねぇ。でも、がんばってくれたよ。ここまでさ。 ホントに。

あ、それとさ、おねぇちゃんが私の結婚式に着たあの黒留袖。そろそろ私、もらっちゃうよ。いいよね。

かぁさんの留袖はどうしようね。どちらもいずれ、ちゃんと娘に渡すからね。」

今日はいっぱい話しかけようと思います^^



 

 

 

 

 

 

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