朝ドラ
朝ドラで、とうとうあの日のことが映し出されました。 正直、いつまでギャル騒動がつづくのだろうか^^;と思っちゃったりもしていましたが、1995年1月17日の阪神・淡路大震災 映し出される景色は、明治や戦後ではなく今の景色というか風俗というか、見えているものは昔だなぁという感じはしないし、ついこの間のようなことなのですが 考えてみれば携帯も普及していないし、そもそも大きな災害に対する認識や知識や取るべき行動もわかっていないことが 見ていてとてももどかしく、あの朝のTVニュースから流れる不穏な景色とザワザワする心を思い出して しんどい気持ちになりました。 離れた場所でしか体験していない私でもそうなのですから、実体験をされた方々は、正直見たくない方も、思い出したくない方もいらっしゃるでしょうね。 でも、決して忘れてはならないことも事実で、今だからこそまた見て、知って、考えることを止めてはいけないのだよな、とも思いました。 おむすびが冷たいと不平を漏らす幼いゆいちゃんに、一瞬え?って思いつつも 温かいご飯しか食べたことのない世代の、当たり前ともいえる素直な気持ちを出しただけで、かえって胸に突き刺さります。 おむすびを配るために、必死の思いで辿り着いたおかあさんの言葉も胸に響きます。 描写も言葉も映像もデリケートすぎて難しく、どうしても賛否両論起きると思いますが 朝ドラ、大事に見守り続けたいと思います。