お稲荷さん

研修センターの裏にあるお稲荷さん。

もう10年以上は前になると思いますが、お世話する人が齢をとられて、どなたかお世話してもらえないでしょうか、ということでお引き受けして以来

年に一度、組内の人と掃除をして飾りつけをし、宮司さんに来ていただいて神事を執り行っていただいています。

それでなくても少ない組内でしたが、やはりみんなそれぞれに齢を取り、とうとう今年はうちを含めて三家族のみの参加。

稲荷さんは公園の高台の隅にあるのですが、その公園の遊具もきれいさっぱり全てが撤去されていてこれにもビックリ。

もう古くなって危ないし、昔のようにここで遊んだりラジオ体操をする子もいないようで・・・・・地方ではそんな公園が増えているのでしょうねぇ。

珍しく今年はたまたま長男君のオフ日と重なったので、長男君も何年かぶりに参加して大いに役立ってくれました。

「マジで!?もう予定入れたし」という長男君に、そうよねぇ、たまにしかない休みの日を好きに過ごさせてやりたいし・・・・という心が動きましたが

いやいや、やっぱり長男として今後切り盛りする以上、滅多に会わないご近所さんにも顔を見てもらっておいた方がいいし、どんなことをしているのか知っておく必要もあるし

そうそうあなたは受験生。一人でも多くの味方についてもらわなくちゃいけないんだから五社稲荷の神様にもちゃんと尽くしておかないと、

そっぽ向かれたら大変大変!な~んて少々ヨコシマな!?考えも働き

「もう約束してるかもしれないけど、やっぱりお稲荷さんに出ておくべきだと思うんよ。」というと案外あっさり「ハイ」と返事があって長男次男が揃って手伝ってくれました。

配られた大祓詞をたどりながら読む姿に、あぁやっぱり連れてきてよかった、と。

私だって嫌われ役にはなりたくないけれど、なんでもハイ、ハイ、って言ってあげたいけれど、厳しかった自分の母親を思い出しながら、最近ちょっとなんでもいいよ、いいよ、になってたな、と反省。

「大祓詞を文字で見ると、結構知っている言葉や名前が出てくるでしょ。」な~んて言いながら日本史好きの長男君には、きっとちょっと面白かったはずです。

帰る前に、「ちょっとキャッチボールしようやぁ~」という父「はよう帰ろう」という息子たち。

「久し振りなんじゃけぇ10球だけしてあげてよ。父さんもしたいんよ。」

本当に10球くらいだけしました。だって父さん、手がメッチャ痛い。だったんだそうです(笑)


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