モチモチの木
「モチモチの木の本を家に持っている子がゼロだったんよ!」 誰もがそのタイトルに聞き覚えがあり、あの滝平さんの独特な切り絵をみたら、あ~~、教科書の!!ってアラ還から小学生までの男女が解るであろう、あの名作。 今でも小学校の教科書に載っていて、3年生の国語の締めくくりでモチモチの木をやっているそうですが 今までに読んだり聞いたことのある子が5名。家にある子はゼロ、に娘は驚いたみたい。 流行の作家さんはその時代時代にいるし、絵本は決して安い買い物ではないし、今の子育て世代の親御さんが購入にまで至るか、というと やはり、古い、というジャンルに入るだろうし、正直子どもがわ~って、笑顔で手を伸ばすかと問われると、やっぱり一見ちょっと怖そうだし、ね^^; 一枚しかない布団とか、トイレが外にあるとか、今の子にわかる??とか聞きながら、一時間くらいおお喋りして盛り上がってしまいました。 教科書で取り上げられる作品が変わらない、というのは、ごめんなさい、先生方を楽にするため?とか思ったりしたこともありますが (ホントごめんなさいです、新しい作品も改定ごとに検討され勿論毎回何かしら入ってます、です!) 同じだからこそ、親もまた「それ習ったよ!知ってるよ!」って共感できるし興味も湧くし、大人になって改めて読むと、また違う発見があったりするものです。 子どもにとって、親が興味関心をもってくれることは、とっても大事なことで、益々張り切って本読みをしたり、授業の様子を聞かせてくれる、ってもんです。 それにしても、私子どもの時トイレばボットン汲み取り式でしたし、布団はおばあちゃんが縁側で打ち直しとかしてました。 モチモチの木は、ちょっと前といえばちょっと前の日本の景色。 30年目の研修センターのウォシュレットが壊れて、冷たい!!って文句言っていてはバチが当たりそうですが、もう前には戻れなくなっている私達。 モチモチの木という懐かしいワードから、楽しく盛り上がりながらも、便利さと快適さの為に、失ったモノやコトも沢山あることを、改めて考えたりしたのでした。