抜かれた~~
一応読書好きな少女だったんですよ、かつては。 今でも読みだしたら止まらないんですけど、読めないんですよ。特に夜は目が辛くて。 あんなに遠くは見えるのに、手元の文字を目で追うのがしんどくて、新聞もかいつまんで、くらいになってるし、バカになってるな~~って自分でも思うんですが 本を読んでくれるアプリあるじゃないですか。あれってどうなんだろ?って長男に会社に向かう道中尋ねたら 「ワシは紙派」ですって。 「いや~無料で3か月試してみようかと思って」って言うと、「読書の醍醐味がなんにもないじゃん」と一蹴。 「読んでいるうちに、声が聞こえてくるようになるのに、それが最初から人の声で限定されるなんて、あり得ん」と。 それを聞いた途端、おぉ、スゴって思って、なんかあ~~~抜かれたなぁ、って思っちゃいました。 そうなんですよね、赤毛のアンがアニメになって、こんな声じゃないのになぁ、とかいろんな作品が映画化されて、なんか違う、とか そういう自分の心の中の声と、実際の音や役者さんの姿とのギャップに、色々感じたり比較したりしてましたよ、確かに。以前は。 そして、そういういろんな世界を楽しめる人になってもらいたくて、せっせと本を読み聞かせして 実際本好きな子になってくれたのはとても喜ばしいことですし、こうやって自分を抜いていってくれることも、喜ばしいことですが 正直ちょっとショックというか、自分の衰えというか負けたな、っていうか、でもやっぱりなんか嬉しさもあり、複雑です 笑 忘れかけてた、自分の中にある登場人物の声や風景、音や色、なんかまた触れたくなりました。 久しぶりに、ちゃんと本を読もうと思います。は〇きルーペ、持って帰ろ。 笑